Home > 9月, 2018

2018.09.23


 




劇団千年王國 「贋作者」


舞台は文明開化華やかなりし頃の明治日本。
江戸の文化は急速に廃れつつあり、興隆を誇った狩野派も後ろ盾を失って、偉大な父の才能を受け継いだ兄・清一郎が支えているに過ぎない。
一方、遊郭の一室に篭り、ニセモノ師としての天賦の才能を発揮する弟・鴈次郎。
謎のブローカー・ミツコが売りさばく鴈次郎の贋作は、西洋に渡ると法外な値段で売れるというが、それが兄には許せない。

伝統を守る兄、それをせせら笑う弟の確執は、やがてひとつの悲劇を生む——。



 


 
 
 

 
 

  • 公演情報




札幌演劇シーズン 2019-冬

劇団千年王國 「贋作者」

作・演出: 櫻井幸絵


■キャスト

リンノスケ(きっとろんどん)

メンバー4人の演劇ユニット「きっとろんどん」として活動する他、客演舞台として、札幌演劇シーズンの「邪宗門」、「トロイアの女たち」(劇団風蝕異人街)などがある。
また、「Beppinz」としてストリートパフォーマンスも精力的に行う。
身体表現が演劇に活かせると考え、2016年「踊りに行くぜ!!!vol.6」での「現代版-7つの大罪-第一章」(東野洋子作品)に参加。
これを機に、コンテンポラリーダンスを始める。
その後、2017年「踊りに行くぜ!!!vol.7」での「次は、あなた。」(伊藤千枝作品)の参加を経て、より身体表現の可能性を感じ、魅了されていく。
その結果として、活動分野を大幅に広げることとなった。
ユニークな創造性、身体と言葉を調和させること、これこそが表現者リンノスケの唯一無二の個性である。




寺田 剛史(飛ぶ劇場)

1976年、福岡県出身。
「飛ぶ劇場」所属。1998年に入団後ほぼ全ての作品に出演。
主な出演舞台に、飛ぶ劇場「生態系カズクン」(第3回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)、飛ぶ劇場×北九州芸術劇場共同製作「IRON」、「睡稿、銀河鉄道の夜」、「工場S」外部出演に北九州芸術劇場プロデュース公演「大砲の家」「彼の地」、KAKUTA「ひとよ」ままごと「わが星」南河内万歳一座「滅裂博士」他。
自身のユニット「block」を主宰する。
主な作品「ハハ。」「バケツ」など。
北九州芸術劇場+市民共同創作劇「Re:北九州の記憶」 脚本・出演。




坂本 祐以(劇団千年王國)

北海道札幌市出身。
2011年、劇団千年王國『贋作者』が韓国の「光州平和演劇祭」に招かれ、高い評価を得る。
他劇団への客演や道外での公演、TVCM出演のほか、2013年のNHK特集ドラマ『極北ラプソディ』ではメインキャストとして出演。
ワーナー・ブラザース映画『許されざる者』(李相日監督)では、激戦のオーディションを勝ち抜き、メインキャスト「女郎・紫乃」役を射止める。
同年の札幌劇場祭での舞台『ローザ・ルクセンブルク』は、札幌舞台芸術賞と演劇大賞・観客賞のダブル受賞のほか、神谷演劇賞などを受賞。
2014年「最強の一人芝居フェスティバル INDEPENDENT」参加作品『SO-SU』は大阪本公演、名古屋公演へ招聘作品として参加。
2016年に長男を出産、現在子育て奮闘中。




飛世 早哉香(in the Box)

安平町追分出身。
札幌ビジュアルアーツを卒業後、劇団平成商品の旗揚げに参加。
札幌ハムプロジェクト所属時には、日本全国47か所公演に参加。
2016年には札幌で活動中のダンサー・俳優とともに結成したin the Box 第一回公演で、作・演出・出演を担当。
2018年には、人生で外すことのできない戯曲に本気で取り組むためのユニットとして、OrgifA(オルオブエー)を結成し、VANITIESを上演した。
舞台への出演の他、モデルとしても活動している“女優栄養士”。献立を作って欲しい人はご連絡ください。(ただ、料理はご自身でお願いします☆)
セイコーマートTVCM / JRタワーCM出演、ルスツリゾートナレーション 等




熊木 志保(札幌座)

北海道江別市出身。桜美林大学総合文化学群卒業。
2015年札幌座研修生を経て、2016年に準座員、2017年に正式に座員となる。
<主な出演歴>
2016年:日本劇団協議会「鳥」(清水友陽 演出)、
札幌座第50回公演「肝っ玉おっ母とその子どもたち」(斎藤歩 演出)
2017年:札幌国際芸術祭SIAF・札幌座&こぐま座「中島公園百物語」(斎藤歩 演出)、札幌座第53回公演「空知る夏の幻想曲」ツアー(斎藤歩 演出:江別・帯広・石狩・中標津・新さっぽろ・北広島・岩見沢)、シアターZOO企画・劇のたまご ぐりぐりグリム第一章「おかしな森のヘンゼルとグレーテル」(清水友陽 演出)
2018年:札幌座第54回公演「暴雪圏」(斎藤歩 演出)、シアターZOO企画・劇のたまご ぐりぐりグリム第二章「シンデレラ」(斎藤歩 演出)、札幌座第55回公演「フレップの花、咲く頃に」(斎藤歩 演出)




東 華子

日本舞踊家・東流師範。
3歳で東流日本舞踊会にて初舞台。
以来、日本舞踊をはじめ、演劇、人形浄瑠璃などさまざまな舞台活動を行う。
日本舞踊と日本文化を様々な世代、ジャンル、民族に親しんでもらうため、札幌を拠点に各地で活動中。
<主な活動>
1987年:日本舞踊正派東流日本舞踊師範取得
1988年:劇団「ウル」参加《演劇》
1997年:三人遣い人形浄瑠璃(文楽形式)を西川古柳氏に師事
2000年:劇団勝一座『長五郎花しぐれ』出演《演劇》。第六回受け継がれてゆく伝統人形芝居に参加《人形遣い》
2001年:国際交流基金プロジェクトによる、チェコ共和国劇団「ドラック」との日・チェコ合作人形芝居『モル・ナ・ティ・バシェ・ロディ』参加。チェコ・ハンガリー・ポーランド・東京・長野・札幌公演《人形遣い》
2004年:鼓舞音(日本舞踊、長唄、囃子ユニット)設立 《日本舞踊》、鼓舞音にて札幌市民芸術祭奨励賞受賞
2005年:和文化交流協会ブラジル親善公演参加。カンピーナス・ベロオリゾンテ・サンパウロ・アスンシオン(パラグアイ)にて薩摩琵琶と共演 《日本舞踊》
2007年:札幌やまびこ座にて落語・人形・舞踊のジョイント公演 《舞踊劇》
2011年:韓国・光州平和演劇祭参加。劇団千年王國『贋作者』に出演《演劇》。教文演劇フェスティバル参加。『舞台朗読への挑戦』《舞踊劇》
2013年:さっぽろ人形浄瑠璃芝居あしり座にて中欧公演。スロバキア・ハンガリーにて公演《人形遣い》
2014年:さっぽろ人形浄瑠璃芝居あしり座『北の聲アート賞特別賞』受賞
2016年:現代文学演舞『地獄変』出演 《日本舞踊・演劇》。翌年、関東・関西ツアー参加 《日本舞踊・演劇》、2016年札幌市民芸術祭奨励賞受賞
2018年:やまびこ座30周年記念事業『座・競演』で人形芝居とジョイント《日本舞踊・演劇》




阿部 文香(劇団千年王國)

北海道釧路市出身。劇団千年王國劇団員。
2013年『ローザ・ルクセンブルク』出演者オーディションに合格し、同作品に出演。
その後、2014年春に劇団員として正式入団。
<主な出演歴>
・劇団千年王國『ローザ・ルクセンブルク』(‘13年)
・劇団千年王國『ローザ・ルクセンブルク』(札幌演劇シーズン2015-冬)
・じゃぱどら!! 愛慾編「三好さんと菊池さんと岸田さん」劇団千年王國『冒した者』(‘15年)
・劇団千年王國『狼王ロボ』(札幌演劇シーズン2017-冬)
・コンカリーニョプレゼンツ2人芝居フェスティバル「ペア・プレイ・パレード」(’17年)




吉本 琢哉(Casting Office EGG)

北海道苫小牧市出身。
1997年生まれ。21歳。演劇歴2年目。
大学で所属していたYOSAKOIサークルの楽曲制作会社がきっかけで、2017年より「さっぽろ市民ミュージカル」に参加。
同じく2017年より「Casting Office EGG」に所属。
<舞台出演歴>
2017年:さっぽろ市民ミュージカル『I wish…十二の月の物語』、さっぽろ市民ミュージカル『HANG IN THERE 2017』
2018年:さっぽろ市民ミュージカル『泣きむしミーシャ、空を飛ぶ??』、さっぽろ市民ミュージカル『左のボタンを!』








■スタッフ


舞台美術:高村由紀子
照明:秋野良太(祇王舎)
音響:大江芳樹
衣裳:松下奈未
舞台監督:佐々木祐也(アクトコール株式会社
宣伝美術:田邊馨(studio COPAIN
制作:劇団千年王國

 

 

  • 日時


2019年

2/6(水)
19:00
2/7(木)
19:00
2/8(金)
19:00
2/9(土)
14:00
19:00
2/10(日)
13:00
18:00
2/11(月・祝)
14:00


※ 上記は全て開演時間です。
※ 開場は開演の30分前です。
※ チケットの料金とご予約については こちら

 

 

  • 公演会場のご案内




会場: 札幌市教育文化会館
  札幌市中央区北1条西13丁目

[劇場までの交通アクセス]

札幌市営地下鉄東西線「西11丁目駅」
       1番出口から徒歩5分

 

 

  • チケット情報・ご予約




■チケット

チケットはすべて、日時指定、全席指定、税込となっております。
本公演は未就学児の入場不可となっております。
予めご了承下さい。

     ・一般 3,000円
     ・学生 1,500円

   お得な特別チケット
     ・回数券 24,000円
     
  → 詳しくは下記の「特別チケットのご案内」をご覧ください。

 

■チケット取扱い
・ローソンチケット TEL:0570-084-001 Lコード:14003

・チケットぴあ TEL:0570-084-001 Pコード:561-355

・大丸プレイガイド TEL:011-221-3900

・教文プレイガイド TEL:011-271-3355

・サンピアザプレイガイド TEL:011-890-2450

・NPO法人コンカリーニョ TEL:011-615-4859

・北海道演劇財団 TEL:011-520-0710

・BLOCH TEL:011-251-0036

・道新プレイガイド TEL:0570-00-3871

市民交流プラザチケットセンター

Nチケ

 
 

■ 当日券の発売について
・ 当日の座席状況によっては、当日券の販売ができない場合もございます。
→ 当日券の販売状況については、劇団千年王國のTwitter(@sennen1999)もご参照ください。

 

■ 特別チケットのご案内
多人数でご覧の方、複数回の観劇をご予定の方に、お得なチケットや割引があります。

・ 回数券    24,000 円 (10枚綴り、作品自由)

お好きな作品を1回2,400円で観られるお得なチケット!
5人で買って2枚づつ、10人で買って1枚づつ……使い方いろいろです。
回数券をご購入されたお客様は、 011-868-5530 まで、
観劇の日時・回数券番号をお伝えいただき、ご予約をお願いいたします。

予約状況によりご希望の日時をご指定頂けない場合もございます。
予めご了承下さいませ。

 
 
 
 
■お得なリピーター割引
  ※「札幌演劇シーズン2019-冬」開催中、
    1回目に観た作品のチケット半券を会場受付にご提示いただくと、
    2回目以降のご観劇がどの作品も2,500円となります!(学生割引はございません。)
    観劇日時は指定できません。
    当日券と同じ扱いですので、満席の場合は入場できない場合がございます。

  上記特別チケットに関しては 札幌演劇シーズン公式サイトでもご確認できます。

 
■お問い合わせ
チケットはお電話、Eメール、ホームページからもご予約できます。

・ アクトコール株式会社  TEL:011-868-5530
            

劇団千年王國

札幌演劇シーズン公式サイト

 

  • 札幌演劇シーズン 2019-冬


期間中のイベントはホームページをチェック!!
http://s-e-season.com/